小学生レッスンをやらなかった理由

こどもカフェは2~6才までの
リアルレッスンとして10年間歩んできました。
卒業した子どもたち、ママたちから
小学生のレッスンもしてほしい。
とご要望もありました。
でも、私がどうしてもやらなかった理由が
コロナ禍でわかったんです。

こんにちは。
2才からのこども料理教室
「こどもカフェ」
小学生のオンライン料理教室
「こどもカフェクラブ」
主宰の村上三保子です。

小学生にレッスンをしようと思わなかった理由は
自分でも、あまりはっきりと分かっていませんでした。

でも、なんだか違和感があって
私が教えなくても、小学生なら
他に料理教室があるし。って思ってたんですよね。

私である必要性が感じられないというか・・・

だけど、コロナ禍、休校でおうちにいる
子どもたちが、Youtubeやゲームにとりつかれ
テレワークの親のもと、自由に過ごせない。

そんな毎日がとってもしんどくて
家にいてもキッチンに立てば
楽しい時間が作れるよ!
って伝えたくて。

毎日、Facebookライブでおやつ作りをはじめたのです。
そんなご家庭が日本中に増えて
スーパーからは小麦粉やホットケーキミックスが消え
それでも、あきらめたくなくて
芋を使ったり、片栗粉を使ったりして
おうちである材料で楽しむ毎日を
LIVEを通してみんなと過ごしました。

そしたらね。
子どもたちがどんどんお料理をするようになって
それも、おうちでしているもんだから
おうちのキッチンに慣れていったんですよね。

オンラインを通して、会話をしながら
おうちのキッチンでお料理をしている
子どもたち。

すごい!
子どもたちの秘めてるチカラを想像すらできなかった私。

これこそが、「おうちでお料理をする」
一番の近道だったんだ!

そこに、しっかりシフトしてくれた
ママたちにも大感謝❤

そして、小学生むけオンラインレッスン
「こどもカフェクラブ」がはじまりました。

それでも、私がこだわり続けた
「オンラインでしかできないレッスン」

それが「朝ごはんをつくる」でした。

早起きは心を育てる。
根拠のない自信がありました。

心がつまづいたとき。
まずは、朝が起きれなくなる。

そんな大人、子どもをたくさん見てきました。

普通のお料理教室なら
私でなくてもいい。

お料理を通して家族の笑顔をひろげたい。
そう願っていたからこそ
小学生が集まって小学生だけで作る
お料理教室をやろうと思わなかったんだ。
って、自分の心の中が繋がりました。

お料理はイベントではありません。
生きていくうえで欠かせない「食べる」という
尊い行動をささえるものです。

食べることを大切にするということは
自分を大切にするということ。

そんな子どもたちが増えてきたら
きっと、忙しいママやパパも
心が優しくなっていくような、
そんな気がします。

レッスンのない今日も。明日も。
きっと子どもたちはキッチンに立ってる。

小5男子。おはしでだし巻きが作れるようになりました!

それこそが私のできること。
私が子どもたちに伝えたいこと。

それに気づかせてくれたのが
皮肉だけど、コロナだったのです。。。。