見守れるママと見守れないママの決定的な違い

投稿日 2024年11月23日
著者 kodomocafe
カテゴリーコラム

口出し手出しが無駄な理由

多分ね。
口出し、手出しが無駄な理由は
誰もが感じていると思います。

子どもに何かをさせようと思って
口うるさく言ったり、強制しようとして
できたことってありますか？

バトルになるか、言うこときかないか
結局、子どもがイヤイヤするか？

着地点なんて、きっとそんなものだと思います。

ガミガミ口うるさく言って、
子どもが機嫌よく何かを成し遂げる…
って、想像できない(笑)

それでも、私も、まぁまぁ口うるさくいってしまった事もたくさんありますけど^^;

口出し手出ししても、いいことなんて何一つないのに
（料理をしているときの危険回避は別ですよ）
どうして、私たちはやめられないのでしょうね…

口出し手出しして失うもの

これを書き出すと、ゾッとします。
なので、あえて書きませんが・・・
ぜひ、この機会に考えてほしいです。

では、口出し手出ししなかったらどうなるのか？
この前向きな雰囲気にのっかってみます。

形が綺麗に整わなかったり
焦げちゃうこともあるし
納得いかないことの方が多いかもしれない。

でも、だまって見守っていれば
どうにかしたいと思った子どもは
創意工夫を重ねます。

それでも、分からない時は、自分で質問をします。

時には、私が質問する時もありますが、
横からママが答える時があります・・・

「ママ～～！！！あなたには聞いてません！」

というお決まりのパターンです(笑)

見守っているママからのメッセージはこんな感じです。

「自分から質問できるようになりました」
「先生からの質問に答えることができるようになりました」
「昨日は、ちょっと焦げちゃったので、今日は火加減に気をつけていました」
「くじけそうになった時、お姉ちゃんに助けを求めていました」
「私が焼いた卵焼きは食べず、どんな不格好でもどんな味でも自分の玉子焼きが1番だと言って、自分の玉子焼きしか食べません！」
「うまくいかなくて、途中で泣きだして、でも、やめなくて・・とうとう一週間、毎日焼いていたら、最後にはとってもきれいにできるようになって、グズグズ言ってた時に怒っていたパパもほめてくれました」
「上の子がメインでやっているので、下の子は参加したりしなかったりだけど、だんだん顔を出すようになってきて、とうとう1週間がんばることができました！成長を感じ、感動しました！」

もっともっとたくさんの声があります。
これらは、先回りして手出し口出ししてると出逢えない日々のエピソードです。

ママ。お願いだから黙ってて(笑)

どうして、手出し口出ししてしまうのでしょうね。

子どもには子どもの人生があって
私たちには私たちの人生がある。

それぞれの人生を「自分の足」で歩く必要があって
親だからと言って、子どもの代わりに子どもの人生を歩くことはできない。

だから、お願いです。

ママ。黙ってください(笑)

大けがしなければOKだと言うくらいで
見守れたら最高です。

それだけで子どもは、どんどん成長し
自立への道を、自分の力で歩き始めるのです。

そして、失敗して傷ついて帰ってきたら
「がんばってるね。
どうしてそうなったか一緒に考えよう」
って言ってください。

決して
「だから言ったでしょ！」
とは言わないでね。